編集部の注目ポイント

全54社の特許データを集計。首位は中国科学院 (CAS)の2,120件。

宇宙関連特許ランキング

宇宙航行分野の企業別特許保有数ランキング

各国特許庁の公開データベース・企業IR・学術文献を横断的に集計

54

ランキング掲載企業数

21,182

TOP54社の合計特許数

中国科学院

最多保有企業

企業別 宇宙関連特許保有数ランキング(TOP 54)

宇宙特許出願数の推移

編集部の注目ポイント

宇宙関連特許の出願数は2020年以降、年率15-20%のペースで増加しています。特にニュースペース企業(SpaceX、Blue Origin等)の特許出願が急増しており、再利用ロケット・衛星通信・軌道上サービスの分野で技術競争が激化しています。中国の宇宙関連特許も急増しており、米中の技術覇権争いが特許データにも如実に現れています。

B64G出願数(世界) 前年比 米国シェア 中国シェア 注目トレンド
2020約2,800件38%28%COVID影響で一時減速
2021約3,200件+14%36%30%Starlink関連特許が急増
2022約3,800件+19%35%32%軌道上サービス・デブリ除去が増加
2023約4,300件+13%34%33%AI・自律運用の宇宙応用が活発化
2024約5,100件+19%33%35%中国が米国を初めて逆転
2025約5,800件(推定)+14%32%36%宇宙製造・量子通信が新領域に

※ 各国特許庁の公開データ・WIPO統計に基づく編集部推定値。B64G(宇宙航行)分類の出願ベース。2025年は推定。

技術集中度(宇宙旅行.com独自指標)

編集部の注目ポイント

「技術集中度」は、各企業の特許ポートフォリオがどの技術分野に集中しているかを定量化する宇宙旅行.com独自の指標です。数値が高いほど特定分野に特化しており、低いほど幅広い技術分野をカバーしています。ニュースペース企業はコア技術に集中する傾向があり、伝統的プライムは分散型ポートフォリオを持つ傾向があります。

企業 技術集中度 主要集中分野 タイプ
SpaceX0.82再利用・衛星通信・打上高集中(ニュースペース型)
Blue Origin0.75再利用・推進・宇宙居住高集中(ニュースペース型)
Planet Labs0.91地球観測・画像処理超高集中(単一ドメイン型)
Boeing0.35宇宙機全般・通信・防衛分散型(プライム型)
Lockheed Martin0.32宇宙機全般・推進・センサー分散型(プライム型)
Airbus Defence0.38衛星・推進・構造分散型(プライム型)
三菱電機0.52衛星バス・通信機器中集中(サプライヤー型)
JAXA0.28探査・推進・材料・観測高分散(研究機関型)

技術集中度 = 1 - (技術分野の分散度/最大分散度)。0に近いほど分散、1に近いほど集中。各社の特許分類分布から宇宙旅行.com編集部が独自に算出。

宇宙特許の技術分野

宇宙関連特許は多岐にわたる技術分野に分散しています。主要な分野は以下の通りです。

技術分野 説明
宇宙機一般 宇宙飛行体の基本構造・システム全般に関する特許
人工衛星 通信衛星・地球観測衛星・科学衛星などの設計・製造技術
軌道制御 軌道投入・軌道変更・ステーションキーピングなどの技術
推進システム ロケットエンジン・イオンエンジン・電気推進などの宇宙推進技術
姿勢制御 リアクションホイール・スラスタ・磁気トルカなどによる姿勢安定化
大気圏再突入 再突入カプセル・耐熱シールド・パラシュートシステムの技術
着陸装置 月・火星などの天体への着陸脚・着陸システムに関する特許

関連する技術分野

宇宙技術は以下の分野にもまたがっています。

データについての注意事項

  • 本ランキングはUSPTO(米国特許商標庁)の公開データに基づいています。
  • 対象は宇宙航行分野に分類された米国特許のみです。日本特許庁(JPO)、欧州特許庁(EPO)の特許は含まれていません。
  • 企業の合併・買収により、過去の特許が現在の企業名で集計されていない場合があります。
  • 特許数は出願ベースではなく、登録済み特許の数です。
  • 宇宙関連技術は衛星通信・レーダーなど他の技術分野にも分散しているため、実際の宇宙関連特許数はこの数値よりも多くなります。

参考としたサイト

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