要点
- SpaceXが2日間で2回のFalcon 9打ち上げを実施(3月13日・14日)
- 合計54基のStarlink衛星を低軌道に投入
- 西海岸(ヴァンデンバーグ)と東海岸(ケープカナベラル)の2拠点を使い分け
打ち上げ詳細
| 1回目 | 2回目 | |
|---|---|---|
| 日時 | 3月13日(金) | 3月14日(土) |
| 射場 | ヴァンデンバーグ宇宙軍基地(カリフォルニア) | ケープカナベラル宇宙軍基地(フロリダ) |
| 衛星数 | 27基(Group 17-31) | 27基(Group 10-48) |
| ブースター | B1071 | B1095 |
| 着陸 | OCISLY(太平洋のドローン船) | JRTI(大西洋のドローン船) |
2026年のSpaceX打ち上げペース
2025年はFalcon 9の年間打ち上げ165回(うちStarlinkミッション123回)で記録を更新。2026年も同等以上のペースが続いている。
- Starlink稼働衛星: 約9,500基(2026年3月時点、打ち上げ総数11,488基超)
- Starlink契約者: 1,000万人超(2026年2月に突破)
- Gen2 V3衛星: FCC追加7,500基承認済み。2026年前半にStarshipで打ち上げ開始予定
- V3衛星性能: 1基あたり1Tbps超のダウンリンク容量(V2の10倍)
SpaceXの打ち上げ能力
Falcon 9の2拠点同時運用は、SpaceXの打ち上げ頻度の高さを象徴している。
| 射場 | 場所 | 主な用途 |
|---|---|---|
| SLC-4E | ヴァンデンバーグ(西海岸) | 極軌道・太陽同期軌道のStarlink |
| SLC-40 / LC-39A | ケープカナベラル / KSC(東海岸) | 傾斜軌道のStarlink、有人ミッション |
2つの海岸で同時にFalcon 9を運用することで、天候リスクを分散し、打ち上げ頻度を最大化している。
出典: Space.com — Two days, two coasts, two more SpaceX Starlink batches launched(2026年3月14日)
よくある質問(FAQ)
Q. Starlinkの衛星は現在何基が運用されていますか?
SpaceXは2026年時点で累計1万基以上のStarlink衛星を打ち上げており、世界最大の衛星コンステレーションを運用しています。継続的に新しい衛星が追加され、カバレッジとサービス品質の向上が図られています。
Q. Starlinkは従来の衛星通信と何が違いますか?
Starlinkは低軌道(約550km)に多数の衛星を配置することで、従来の静止軌道衛星(約36,000km)と比べて通信遅延を大幅に削減しています。これにより、インターネット接続が困難だった地域でも高速通信が可能になりました。
Q. Starlinkの打ち上げ頻度はどのくらいですか?
SpaceXは再使用ロケットFalcon 9を活用し、年間100回以上の打ち上げを実施しています。1回の打ち上げで約20〜60基のStarlink衛星を搭載し、コンステレーションの拡大を急速に進めています。
参考としたサイト
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